バドミントンのシャトル選びは上達への近道?

バドミントンシャトルについては、
作業工程や特性等を他のページからお伝えいしていますが、
非常に奥が深く、デリケートなものだと分かっていただいたと思います。

 

試合で使うシャトルもまた違います。
非常に良いシャトルなので練習の時に使うとためらいます。

 

どういったシャトルが試合に使われるのか?
どういったシャトルを使えば上達できるのか?
を合わせて説明していきたいと思います。

バドミントンの試合で認定を受けないシャトルは使えない?

 

ガチョウの羽を使った高級なシャトルは、
それだけでたくさんの手間暇がかかり、材質も高級なものですが、
試合で用いられるシャトルはさらに厳正な審査を受け、
合格しなければなりません。

 

一般に「検定球」と呼ばれているシャトルは全て、
日本バドミントン協会に提出して品質チェックを受けています。
厳正なチェックを受けたシャトルが、
第一種、第二種などと区分されて認定を受けています。

 

高い検定球が収まった箱のふたには、
金、もしくは銀の細長いシールが貼られています。

 

金のシールが第一種検定合格証 水鳥シャトル(財)日本バドミントン協会、となり
銀のシールが第二種検定合格証 水鳥シャトル(財)日本バドミントン協会となります。

バドミントンシャトルの検定球は高級シャトルの証?

 

認定には費用が発生します。
つまり、認定料、シール代はメーカーがお金を払っているのです。
ちなみにシール代は金色で1枚50円、
銀色で1枚30円となっています。

 

第一種と二種の違いは、第一種だと日本バドミントン協会主催の大会、
いわゆる全国大会や国体(国民体育大会)での使用が許可されています。

 

第二種は日本バドミントン協会の加盟団体、つまり各都道府県、
市町村の協会や連盟が主催する大会で使用が許可されているシャトルとなります。

 

野球で言う公式球となりますので、どうしても高価になるのです。
公式大会なら数多くのスポンサー企業、協賛が集まりますが、
個人で買うとか、グループで買うというときには非常に重い負担になります。

 

しかし、新しいシャトルや高価なシャトルはやはり、
抜群の気持ちよさがあり、耐久性も抜群です。
反対に、安価なシャトルだとコストパフォーマンスにこそ優れているものの、
打球感はそれほどでもなく、壊れやすいものです。

 

使い方や頻度によっては高価なものを使っていたほうが、
安価に済んだということもあります。

バドミントンの上達には良いシャトルがいい?

 

良いシャトルを使っての練習は、
バドミントンの上達の秘訣でもあります。

 

変形したシャトル、羽の折れたシャトルなどだと、
微妙な力加減や正しいショットの練習が難しくなります。
特にレベルが上がれば全てのショットは、
ほぼ練習にならないといっても過言ではありません。

 

スピード番号が1つ違うだけ、クーラーの風が入るだけで、
練習に支障をきたす程ですから当たり前です。

 

スマッシュを打てば猛スピード、クリアーはホームランなど、
全くゲームにならないということにもなりかねません。
使える予算にも限りがありますが、
練習量や技術などを考慮してシャトルを選んでいきましょう。

シャトル選びは重要!マイナーなシャトルでも良いものはある?

 

色々なメーカーのものを試さないとわからないことがたくさんありますが、
どうにか頑張って、良いシャトルに巡り合いましょう。
打っていて気持ちが良いシャトルに出会えれば、
練習も試合も一気に楽しくなると思います。

 

もちろん、シャトルだけにこだわらずに、
とにかく技術を磨いていくというのも大いに有効です。
最初のうちは番号にこだわらないで打ちまくるのもおすすめです。

 

ただ、何度も述べたように、シャトルはデリケートなものですので、
できるだけ丁寧に、保管にも気を使うようにしましょう。
車に置きっぱなしにするとか、乱雑においておくのは厳禁です。

 

安価なものだからと言って雑に扱わず、
安価なものだからこそ大切に扱って長持ちさせていきましょう。
ボロボロのまま使わず、上達するには、
できるだけ新しいものを使いながら練習してください。

 

シャトル作りの作業工程②とシャトルのスピード番号は何番が飛ぶのか?

前回のシャトル作りの作業工程はコチラ

 

前回は、シャトルをパンチングした羽根を厳選して、
16枚の羽根をコルクに入れる直前までの工程でした。

 

ところで、シャトル1つ1つ見たことがありますか?
価格が安い羽根は形が違うモノが入っていたり、
シャトルを打ってもすぐにつぶれてしまいます。

 

その反面、価格が高い羽根は当然耐久性も良く、
見た目も均一で、飛び方にバラつきがありません。

 

その殆どが手作業っていうから驚きですよね?
そんなシャトルに関する作業工程を、
前回に引き続き紹介したいと思います。

 

また覚えておいて得する、シャトルの扱い方や基礎知識もお伝えしますので、
見ていって下さい。

バドミントンシャトルの肝?羽根をコルクに着けた後は何をする?

 

ガチョウ、アヒルなどの原毛を入手し、
たくさんの原毛から選りすぐった羽を、
実際にコルク(円形の部分)へと埋め込んでいきます。

 

コルク部分に羽が埋め込まれるとようやく、
ゲームでよく見られるシャトルの形に近づいてきます。
羽の角度、位置の調整を正確に行い、かがり糸を巻きます。
かがり糸は羽をしっかりと固定するために、
上段と下段の二段構えで取り付けます。

 

そして、その上に接着剤をハケで塗り込み、羽同士を密着させていきます。
これがきれいにできると、シャトルがぐらつかずにしっかりと飛ぶのです。

 

ラベル、テープを貼り、これでひとまずは完成となります。

バドミントンシャトルの最終工程は?

 

完成後に品質をチェックし、
最後に飛行テストをします。

 

飛行テストは機械で行われ、
言うまでもなく全てのシャトルで行われます。

 

機械で一定の力でシャトルをはじき出し、
飛び方や飛距離を目視でチェックしていきます。

 

これで合格となったシャトルが、パッケージングされ、
世界各国へと出荷されます。
以上が、シャトルが出来上がるまでの工程です。

バドミントンシャトルのスピード番号とは?

 

ちなみに、シャトルにはスピード番号というのがあり、
季節によって使い分けるのです。
1番から5番まであり、
数字が大きくなるにつれて飛びやすくなっています。

 

シャトルは気温が高いとよく飛びますが、
気温が低いと飛距離が落ちるという特徴があります。
ですので、使うシャトルを変えることで、
ラケットやガットといったこと以外で発生する
パフォーマンスへの影響を防ぐのです。

 

北海道や東北は5番が多く使われると思われがちですが、
冬場の北海道の体育館はしっかりと暖房が入っているので、
3番や4番といったものでも大丈夫と言われています。

バドミントンシャトルのスピード番号って気圧の影響も受ける?

 

気温ですぐに飛びが変わってしまうので、
さらに言えば、気圧への影響も少なくありません。

 

山間部などの標高の高い場所は気圧が高いため、
シャトルがよく飛ぶとされています。
実際、冬でも冬でも3番を使うことが多いというところもあり、
実際長野県や山梨県では2番、3番が多く使われているようです。

バドミントンシャトルはどの位の価格が良い?

 

価格は安価なものだと1球100円、
高級品だと1球400円を超えるものもあります。
購入単位はダース(1箱12個入り)が大半で、
練習用には1ダース1500円、2000円のものがおすすめです。

 

シャトルは製造工程を見てもわかるように、非常にデリケートな消耗品です。
練習を重ねていくと徐々に耐久力が落ち、ボロボロになっていきます。
羽が折れたり、ちぎれて飛行能力が落ちたり、
回転がおかしくなったら、捨てて交換しみあしょう。

 

特に初心者だと、ラケットのスイートスポットで、
正確にシャトルのコルクに当てるのが難しいため、
シャトルへのダメージが蓄積されやすくなります。

 

非常にシャトル自体は弱いため、
ラケットのフレーム部分がシャトルの羽部分に直撃すると、
一発で折れてしまいます。

 

はじめのうちは全く珍しいことではないので、
少しコストはかかりますがどんどん使って行きましょう。

バドミントンシャトルの扱い方は?

 

シャトルを筒状の箱から出すときには、必ず一方通行でやってください。
逆方向からも出したり入れたりをすると、羽が逆立って変形する可能性があるので、十分に注意してください。

 

シャトルは前述したように非常にデリケートなものですので、
必ず丁寧に取り扱いましょう。

 

保管は風通しの良い室内で、コルクを下向きに筒を立てた状態で保管してください。
筒を横に寝かせると床に当たっている部分が変形してしまう可能性があります。

 

また、キャップもしっかりと締めてください。
乾燥しすぎると壊れやすくなります。

 

特に冬場なんかすぐに羽根が折れます!
チームによっては、使用前に加湿器の前に置いたり、
霧吹きを掛ける等の方法で耐久性を出してました。
ただ飛びが変わってしまうので、やり過ぎには注意です。

 

あとは、時間がたつほどに耐久性が下がっていくということでもあります。
買ったものはできるだけ早く使い切ってください。
だいたい、年をまたぐぐらい大事に使うのはあまりおすすめできません。

 

風通しの良さも大切ですので、
車のトランクに載せたままなどは避けてください。

バドミントンシャトルの種類や規定を解説!シャトルの作成工程①

テニスや野球で言うところの「ボール」は、
バドミントンにおいてシャトルと呼ばれます。
単に羽と呼ばれることもありますが、
シャトルという言葉には「往復する」という意味があります。

 

人によっては、ナイロン製でできたフニャフニャのシャトルを、
イメージする方もいると思います。

 

ナイロン製のシャトルも販売しておりますが、
遊びで使うシャトル以外(一部除く)は全て鳥の羽が使われています。
そして意外と奥が深いんです!

 

初心者の方で、気になる方は是非見ていって下さい。

バドミントンシャトルの規定とは?

 

バドミントンのシャトルの規定としては、
羽の数が16枚、サイズは先端となる球の部分から台まで、
およそ62ミリから70ミリの範囲に収まっていること、
と定められています。

 

先端の円は直径58ミリから68ミリ、
台の直径は25ミリから28センチ、
底部分は丸くするようにとされています。
重さは4.74グラムから5.50グラムまでです。

バドミントンのシャトルに種類なんてあるの?

 

羽部分の材質は天然素材のものや、
ナイロンなどの合成素材まで多岐にわたります。
例えば天然素材だと、ガチョウ、アヒルの羽を用いて、
製作されたものなどもあります。

 

現在のプロの試合などで使われる、
いわゆる公式球にはガチョウの羽が用いられ、
日本バドミントン協会の一種検定には、
ガチョウの羽を用いたシャトルを使うこと、
ときちんと定義されています。

 

ガチョウの羽はアヒルの羽よりも丈夫で、
耐久性に優れていることから、
公式の場で使われるようになりました。

 

しかし、ガチョウの羽だとその分高価になるため、
練習用で頻繁に使われているのはアヒルの羽を用いたシャトルです。
アヒルの羽は比較的安価に使うことがで切る上に、
アヒルのほうがきれいな白でとても人気があります。

 

初心者だときれいなアヒルの羽のシャトルを、
上質な良いシャトルと勘違いすることも珍しくありません。

バドミントンシャトルのコルクって何?

 

シャトルの円形の部分を、コルクと言います。
文字通り、ワインなどで使われるあのコルクでできています。
各メーカー、各グレードによってまちまちで、
天然コルクや圧縮コルク、コルクを模した人工コルクなどがあります。

 

打球感はやはり、天然コルクが抜群で、
上級者からも人気が高くなっています。
そして、そのコルクと羽を固定するのは糸と、
それに付く接着剤です。
これが不安定だと、円形が崩れてしまったり、
羽がバラバラになってしまうのです。

バドミントンシャトルの肝は接着剤?

 

メーカーによっては、
この接着剤にもこだわりがあるところもあります。
たかが接着剤と思われそうですが、接着剤によって、
シャトルそのものの耐久性、飛距離などを左右するのです。

 

高級な羽根は、接着剤が丁寧についており、
耐久性も非常に高いです。
手に取る機会があったら見比べてみましょう!

 

糸は機械によって16枚の羽をかがって行きますが、
最後の糸を切り、結ぶ作業は職にさんの手による人力です。
人力にもかかわらずまるで機械のような様子で、
1個1秒以下というスピードで仕上げていきます。

バドミントンシャトル作成の工程が多いって知ってる?

 

まずはシャトルに使われる羽、原毛を取るところから始まります。
当然ながら生きているガチョウ、アヒルなどからとりますので、
基本的に手作業となる部分が多くなります。

 

ちなみに、一つのシャトルが完成するまでには、
なんと30以上もの工程を踏まえなければならない上に、
生産者の高度な技術が不可欠です。

 

30以上の工程のほぼすべてに、細心の注意を払わなければ、
質のいいシャトルはできないのです。

 

殆ど中国製ですが、最近は中国のガチョウやアヒルの羽根が値上がりし、
某有名メーカーの方も結構きついって言ってました。

バドミントンシャトルの作成工程とは?

 

メーカーはまず、専属契約のガチョウ農家などから羽を調達します。
野生の鳥などから取っているわけではなく、
きちんとした飼育者から購入しています。

 

得た原毛を細かく選別していきます。
羽一つ一つに大きさやカーブの角度などがありますので、
それぞれの品質、外観、大きさなどを考慮して一つ一つ選んでいきます。
特に品質の優れたものをシャトルに用います。

バドミントンシャトルの作成工程のパンチングとは?

 

ある程度選んだら、次にパンチングに入ります。
パンチングとはシャトルの大きさに羽をカットしていく工程で、
1枚の大きい原毛から、シャトルに使う特定の部分だけを切り出していくので、
非常に緻密な作業となり、高度なテクニックが要されます。

 

パンチングされた原毛からさらに、曲がりの角度、外観などによって、
64の種類に分けられます。
設計したシャトルに一番適した飛行性能を、
発揮する羽だけを使わなければなりませんので、必然的に再び選別するのです。

 

その選別を潜り抜けてようやく、円形のコルクへと埋め込まれます。
人の手足が左右にあるように、鳥は左右に手足と羽があります。

バドミントンシャトルは全て16枚で出来ている?

 

詳しい理由は割愛しますが、実は一つのシャトルに用いられる羽には、
左右の羽が混ざっていることはありません。
必ず、どのメーカーでも。右の羽が16枚、
もしくは左の羽が16枚で製作されているのです。

 

シャトルに使われる羽が完成したら、いよいよコルク部分へと埋め込まれ、
実際に製品になっていきます。

 

完成までは、別記事にて続きをご紹介いたします。